いまや年間を通してスーパーで購入できる、食卓に欠かせない食材となった「大根」。
大根おろしにして食べる方も多いと思うのですが、大根をすりおろした時に出てくる汁をそのまま捨ててしまっていませんか…?
実は、とっても栄養たっぷり!捨てるのは勿体ないのです!
今回は、あまり知られていないけど実はとても優秀な大根おろしの汁の栄養や効果についてご紹介したいと思います。
参考になったら嬉しいです♩
大根おろしの汁の栄養と効果について
大根をおろした時の汁に含まれる栄養は、主に以下の3つです。
- ビタミンC
- イソチアネート
- ジアスターゼ
それぞれの栄養成分の効果についてご紹介します。
ビタミンC
ビタミンCは、美肌効果・疲労回復・風邪予防などの効果があります。ビタミンCは体内では生成されないので摂取しなくてはいけない栄養素です。
本来、大根にもビタミンCが含まれているのですが水に溶けやすい性質があるため、すりおろすことで汁に溶けだします。
イソチアネート
イソチアネートは、大根おろしの辛み成分に含まれる成分です。老化の原因となる活性酸素を除去すると言われており、アンチエイジングにも良いです。また、血液サラサラ効果もあります。
このイソチアネートは、大根をすりおろした直後が一番多く摂取できます。時間が経つごとに減ってしまうので、おろしたてを早めに摂取するようにしましょう!
ジアスターゼ
ジアスターゼは、消化酵素です。実は、胃腸薬の成分にも配合されている成分で消化を助けてくれる作用がある酵素です。胃もたれや食欲不振の時などに効果を発揮してくれる酵素です。
これまで大根のおろし汁を捨てていた方は、こんなに魅力的な栄養素が含まれているのであれば捨ててしまうのはもったいない…ですよね♩
大根おろしを作ってしぼる前に…!ぜひ、食卓に取り入れてみてください^^
大根おろしの汁の活用法
栄養豊富な大根のおろし汁。
いざ食事に取り入れてみようと思っても、なかなか難しいのが実際のところかもしれません。
栄養を壊さずに取り入れるためには、
- 加熱をしないで食べる
- すりおろしたらできるだけ早めに食べる
この2点がポイントです!
そして注意点は、そのまま食べてしまうと刺激が強すぎることです。特に、空腹時にそのまま飲んでしまうと酵素の働きが活発になりすぎて胃に刺激になることがありますので、ご注意くださいね。
これらを踏まえた上で、栄養素をできるだけ多く取り入れるおススメの食べ方は、
- 納豆と大根おろしを絞らずにそのまま混ぜて食べる
- はちみつとレモン汁と炭酸水で割って飲む
※※はちみつは1歳未満の乳児には与えないようにしてください。
上記2点が取り入れやすい摂取方法ですよ!
まとめ
大根のおろし汁には、意外にも豊富な栄養成分が含まれていることが分かりましたね♩
何気なく捨ててしまいがちなおろし汁を食卓に取り入れてみて、食材の栄養分を存分に取り入れてみて下さいね!